用語集

アクリル樹脂

アクリル樹脂塗料は、ここでは熱硬化性アクリル樹脂の説明とする。
アクリル樹脂単独、またはエポキシ樹脂・アミノ樹脂と共に使用し、焼付により反応して高分子化し、塗膜となるものである。焼付は高温を必要として最低140℃ 20分である。
耐汚染性、塗膜硬度・変色性が優れている。鉛筆硬度は一般的にメラミン系がF~Hなのに対してアクリル系は3H前後あり、引っかき傷がつきにくい。
注意点はローベーク(指定温度以下での焼付)の場合密着性や化学性が著しく低下する為、焼付工程の温度管理・時間管理を正確に行う必要がある。