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2011年10月14日

今を一生懸命に生きること

昨日は、京都に本社を置くK社の製造部長さんと立ち話を
していました。
その話の中で、当社とも取引のあるO社が業界から
撤退するそうで、ついてはその仕事をK社が引継ぐ
旨の話をされました。

O社とは、私も長い付き合いがあり兵庫に本社があるの
ですが思い出の深い会社なのです。

その中で、営業担当しておられたH氏の話になり
『彼は、元気されていますか?』と尋ねたところ
『三田さん知らないの?あの人はもう亡くなられたよ』
といわれました。
確かに昨年、体調を崩され会社を休まれていたこと、
そしてその病名がガンであること、春先には会社を
退社して療養に専念する旨を私も本人から聞いていました。
そんな状態ではあったのですが、こちらに来る機会があれば
ぜひ気晴らしに寄ってほしいとも伝えていましたので・・・

本当にショックでした。

言葉が荒くぶっきらぼうに話をされるので
とっつき難い感じがするのですが、仕事には
まじめで一生懸命、情の厚い男であったのでは
というのが私のH氏に対するイメージです。
『会長、元気しとん!自分はどや!』と
笑顔で事務所に来てくださっていた
のがほんのこの前のような気がします。

50代での昇天にさぞ無念ではなかったか、
若すぎる死に本当に言葉がありませんでした。
そして、反面、今を一生懸命に生きる大切さを
教えてもらっている気もしました。
『いつまでも生きれると思うな!一日一日大切に
せんとあかんで!』

H氏のご冥福を心よりお祈りいたします。