当社のホームページをよりパワーアップ
して、皆様に今以上に見ていただくための
助っ人として、本日、高槻市に住むE君に初めて
お会いしました。目元のはっきりした
好青年でした。
ざっくばらんな話を少しさせていただいた
だけだったのですが、聞けば大学を卒業
して、今はアルバイトしながら自分の夢の
実現のためにがんばっていることを知り
ました。
あらかじめ独立することを隠して就職
しては、相手先企業に申し訳ないので
就職せずに卒業したことを聞き、誠実さと
精神力の強い人間なんだなと感じました。
反面、ご両親は、複雑な気持ちだったのでは
ないかとも感じました。
先日、銀行の支店長さんが、「最近の若い方は、
自動車をほしがらないので、『マイカーローン』
がぜんぜんはやらないんです。」と嘆いておられた
ことを思い出し、自動車を持つという夢が
今の若者には夢ではない。
あまり大きな夢をもたないのかなあと思っていた矢先に
このような若者と出会い、『自分という看板で仕事
が出来たらうれしいのです。』との言葉を聞いた時に
何か自分の忘れ去っていた『夢』をあらためて意識しました。
ただ、『夢』は独立することだけではなく、
企業人・社会人として組織の中でがんばりお客様に
喜んでもらい、自分の仕事をより磨いていくこと
後輩をしっかりと育成し、自分の技術を教え伝えることも
大きな『夢』ではないかとも思います。
事実、独立することの現実は、本当に棘の道が続くことになる
かも知れないのです。
私の弟も大手百貨店を退社し、まったく地縁のない北海道に
バラの農家として独立してがんばっていますが、現実は
なかなか、厳しいようです。絶えず人間として器が問われますので
・・・。
しかし厳しいからこそ喜びが大きいことも事実です。
そうして、若いうちから、無の中から有を創っていこうとする
意識の素晴らしさをあらためて感じた1日でした。
E君に幸あれ!